セブパシフィック航空はLCCです
LCC(ローコストキャリア)の典型的なビジネスモデルとして、座席指定料・受託手荷物料・機内食などが航空券代とは別に追加費用として加算されます。JAL・ANAやフィリピン航空のようなフルサービスキャリアではないため、機内へ預ける受託手荷物(スーツケース等)が有る場合は1個目から有料になります。
セブパシフィック航空の手荷物ルール
機内持ち込み手荷物(HAND CARRY BAGGAGE)
機内に持ち込める手荷物は1個まで無料です。ただし、チェックイン完了後に免税店で購入した物品や子供連れの保護者用の追加バッグ、歩行用の杖・医療器具、身の回り品を入れたバッグなど座席の下に収納可能な小型バッグは追加荷物として無料での持ち込みが認められています。
小型バッグを含めた機内持ち込み手荷物の許容量は最大2個まで、合計重量は7kg以内です。
許容サイズおよび重量 | |
1個目 | |
縦 | 56cm以内 |
横 | 36cm以内 |
奥行 | 23cm以内 |
2個目 | |
縦 | 35cm以内 |
横 | 20cm以内 |
奥行 | 20cm以内 |
2個合計の総重量 | 7kg以内 |
楽器または宗教用具
楽器や宗教用具は機内持ち込みが可能です。ただし、寸法が56cm x 36cm x 23cm以内で重量が7kg以内のものに限ります。既定の寸法を超える場合は、空港で追加の座席を購入するか別途受託手荷物として機内へ預ける必要があります。
受託手荷物(CHECKED BAGGAGE)
セブパシフィック航空では、航空券を予約する段階で受託手荷物(機内預け手荷物)の個数および重量を選択します。予約はインターネットを通して行います。(セブパシフィック航空インターネット予約はこちら。)
予約の初期段階では受託手荷物と座席指定がセットのプランになっています。後から受託手荷物を別に追加するよりも割安なプランと言えます。
受託手荷物は1辺の長さが99cm以内の荷物に限ります。99cmを超える場合は、空港チェックインカウンターで大型手荷物料金(スペシャルバゲージ追加費用)が徴収されます。
*以下は2024年8月現在の参考料金です。航空会社の都合により予告なく変更になる場合があります。
このプランを参照すると、機内預け手荷物の費用は1個(20kg以内)片道あたり3,100円、往復で6,200円となっています。座席指定の費用が自動的に付帯されるセットプランになっています。
重量オーバーおよび2個目以降の費用
荷造りの段階で明らかに重量が20kgを超えそうな場合、またはスーツケース1個では収まらない場合の追加費用は以下の通りです。
(国際線・成田⇔マニラ・セブ路線利用の場合の片道あたり参考費用です)
重量オーバーの場合 | 追加費用 |
24kgまで | 3,200円 |
28kgまで | 6,400円 |
32kgまで | 9,600円 |
2個目以降の追加費用 | 費用 |
20kgまで | 3,520円 |
24kgまで | 6,720円 |
28kgまで | 9,920円 |
32kgまで | 13,120円 |
最大個数 | 3個まで |
この金額が適用されるのは、「予約時」もしくは「出発予定時刻の2時間前」までにインターネットを通して「予約管理画面」から追加申し込みを行い、支払いが完了している場合に限ります。 出発当日に空港のチェックインカウンターで重量オーバーが発覚した場合は、別途空港所定の重量超過手荷物料金を支払う必要があります。
また、事前に受託手荷物の購入を行わずにチェックインする場合、空港で追加費用を支払う必要があります。当日空港で支払う金額は、事前購入の費用よりも高額になります。
*32kg以上の荷物は機内へ預けることができません。荷物を分散してください。
当日空港で受託手荷物を預ける場合の追加費用
20kgまで1個:9,000円(片道あたり)
ネットで事前に購入した場合に比べ、非常に高額になります。出発の2時間前まではネットで購入可能なので、受託手荷物がある時はチェックイン手続き前に必ず購入手続きを行うことをお勧めします。
特別な手荷物(スペシャルバゲージ)
以下の器具類に関しては、別途追加料金が必要になります。手続きはインターネットを通して「予約管理画面」から行います。航空券購入後に手続きが可能になります。
ゴルフバッグなどのスポーツ用具、サーフボードおよび楽器
- ゴルフバッグ
- スキューバ/ダイビング用器具
- ボウリングのボール(ボール2個+シューズ1組まで)
- ロードバイク・自転車
- 釣り具
- サーフボード(エアバス利用の場合 2.7m以下)
- 寸法が56cm x 36cm x 23cmを超える楽器
20kgまで1個:6,500円(片道あたり)
いずれも一人1個までとなります。
また、輸送中に破損が生じても免責事項となるため梱包は厳重に行う必要があります。
LCCゆえの費用の不透明さ
受託手荷物費用、機内食料金、座席指定料、発券手数料(取扱手数料)などは全てインターネットを通して予約した段階で初めて全貌が見えてきます。上記情報はあくまでも現行の目安として捉えてください。
ただ、セブパシフィック航空はLCC航空会社としては非常に良心的な航空会社です。日本支社には複数名の日本人スタッフが常勤しており、電話対応も他のLCC航空会社に比べれば適切で丁寧です。いざという時に頼りになる航空会社と言えます。
セブパシフィック航空 問合せ先
日本語と英語の録音でしばし説明が続きますが、日本語オペレーターにつながります。
連絡先電話番号: 03-4578-1447
【2024年8月最新版】ZIP AIR 受託手荷物について
セブパシフィック航空 関空‐セブ直行便就航へ
フィリピン航空・セブパシフィック航空、2024年8月以降の燃油サーチャージ発表