航空会社情報

【2024年8月最新版】ZIP AIR 受託手荷物について

ZIP AIRはLCCです

ZIP AIRはJAL系のLCC航空会社です。LCC(ローコストキャリア)の典型的なビジネスモデルとして、座席指定料・受託手荷物料・機内食などが航空券代とは別に追加費用として加算されます。JAL・ANAやフィリピン航空のようなフルサービスキャリアではないため、機内へ預ける受託手荷物(スーツケース等)が有る場合は1個目から有料になります。

ZIP AIRの手荷物ルール

機内持ち込み手荷物(HAND CARRY BAGGAGE)

機内に持ち込める手荷物は2個まで無料です。2個の合計重量は7kg以内です。

ZIP AIRは追加料金を支払うことで、合計15kgまで機内持ち込みが可能です。

許容サイズおよび重量
1個目
55cm以内
40cm以内
奥行25cm以内
2個目
35cm以内
45cm以内
奥行25cm以内
2個合計の総重量7kg以内

ZIP AIR 手荷物

機内持ち込み手荷物の重量追加料金 (上限は合計15kgまで)

路線追加費用路線追加費用
成田⇒ソウル2,000円ソウル⇒成田19,050ウォン
成田⇒マニラ3,000円マニラ⇒成田23米ドル
成田⇒バンコク3,000円バンコク⇒成田760バーツ
成田⇒シンガポール3,000円シンガポール⇒成田31シンガポールドル
成田⇒ホノルル4,000円ホノルル⇒成田31米ドル
成田⇒バンクーバー5,000円バンクーバー⇒成田52カナダドル
成田⇒米国線5,000円米国線⇒成田38米ドル

*米国線=サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンノゼの各路線

この金額が適用されるのは、「出発予定時刻の24時間前」までにインターネットを通して「予約管理画面」から追加申し込みを行い、支払いが完了している場合に限ります。 出発当日に空港のチェックインカウンターで重量オーバーが発覚した場合は、別途受託手荷物として荷物を機内へ預ける必要があります。

楽器の扱いについて

楽器は機内持ち込みが可能です。ただし、寸法が55cm x 45cm x 25cm以内で重量が7kg以内のものに限ります。既定の寸法を超える場合は、別途受託手荷物として機内へ預ける必要があります。

機内持ち込み荷物は厳密に7kg以内?

空港に設置された自動チェックイン機を利用して搭乗券を発行すれば、チェックインカウンターで手続きする必要はありません。機内へ預ける荷物が無い場合は、行列に並ばずにチェックイン手続きが完了します。

自動チェックイン機を利用した場合、機内へ持ち込む荷物はどこで計量するのでしょう?

チェックインカウンター入口前に、手荷物用の計量器が設置されています。この計量器前に空港係員が常駐しており、旅客の機内持ち込み荷物の重量を計測し、条件をクリアした場合は専用シールを荷物に添付してくれます。

なお、これは非公式な見解ですが、機内持ち込み荷物の重量は厳密に7kg以内では無いようです。

「7kg台(7.0kg~7.9kg)の範囲内なら、ある程度の重量オーバーは容認しています」と言うのが暗黙裡の見解のようです。

受託手荷物(CHECKED BAGGAGE)

ZIP AIRでは、航空券を予約する段階で受託手荷物(機内預け手荷物)の有無を選択します。予約はインターネットを通して行います。(ZIP AIRインターネット予約はこちら。)

予約の初期段階では受託手荷物1個と座席指定料、機内食がセットのパッケージプランを選択するようになっています。後から受託手荷物や機内食を別に追加するよりも若干割安なプランと言えます。このいずれも必要ない場合は、追加費用は発生しません。

受託手荷物は3辺の和が203cm以内の荷物に限ります。3辺の和が203cmを超える荷物は、機内へ預けることができません。

  • 機内預け手荷物の最大重量は、1個あたり30kg以内です。
  • 金額は2024年8月現在の参考料金です。航空会社の都合により予告なく変更になる場合があります。
  • パッケージプランの費用は各路線により異なります。

【参考資料】以下は、成田⇔マニラ線のプラン選択画面です。往路と復路では同じパッケージプランでも費用が異なっています。

ZIPAIR セットプラン往路

ZIPAIR セットプラン復路

2個目以降の費用

スーツケース1個では収まらない場合の、1個あたりの追加費用は以下の通りです。 最大5個まで預けることができます。

路線追加費用路線追加費用
成田⇒ソウル4,000円ソウル⇒成田38,100ウォン
成田⇒マニラ5,000円マニラ⇒成田38米ドル
成田⇒バンコク5,000円バンコク⇒成田1,270バーツ
成田⇒シンガポール5,000円シンガポール⇒成田51シンガポールドル
成田⇒ホノルル6,000円ホノルル⇒成田46米ドル
成田⇒バンクーバー7,000円バンクーバー⇒成田73カナダドル
成田⇒米国線7,000円米国線⇒成田54米ドル

*米国線=サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンノゼの各路線

この金額が適用されるのは、「出発予定時刻の90分前」までにインターネットを通して「予約管理画面」から追加申し込みを行い、支払いが完了している場合に限ります。 出発当日に空港のチェックインカウンターで追加の受託手荷物が発生した場合は、上記費用に加えて別途空港所定の事務手数料を支払う必要があります。 

空港所定の事務手数料について

日本発の場合の事務手数料は、1,000円程度です。海外空港での事務手数料は、為替相場により変動します。

特別な手荷物(特殊手荷物)

以下の用具類に関しては、別途追加料金が必要になります。手続きはインターネットを通して「予約管理画面」から行います。

ゴルフバッグ、サーフボードなどのスポーツ用品

受託手荷物としてスポーツ用品を機内へ預ける際は、以下の特殊手荷物料金が必要になります。

  • ゴルフバッグ
  • ロードバイク・マウンテンバイクなどの自転車
  • サーフボード (ケースを含め200cm以内)
  • スキー・スノーボード
路線追加費用路線追加費用
成田⇒ソウル5,500円ソウル⇒成田66,000ウォン
成田⇒マニラ6,000円マニラ⇒成田55米ドル
成田⇒バンコク6,000円バンコク⇒成田1,800バーツ
成田⇒シンガポール6,000円シンガポール⇒成田72シンガポールドル
成田⇒ホノルル7,000円ホノルル⇒成田64米ドル
成田⇒バンクーバー8,000円バンクーバー⇒成田83カナダドル
成田⇒米国線8,000円米国線⇒成田73米ドル

*米国線=サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンノゼの各路線

輸送中に破損が生じても免責事項となるため梱包は厳重に行う必要があります。

LCCゆえの費用の不透明さ

受託手荷物費用、機内食料金、座席指定料、発券手数料(取扱手数料)などは全てインターネットを通して予約した段階で初めて全貌が見えてきます。上記情報はあくまでも現行の目安として捉えてください。 

ZIP AIR 問合せ先

原則として、ZIP AIRに対する問合せは全てメール対応になります。

問合せ先メールアドレス:contact.jp@zipair.net (日本語対応)

体の不自由な方、妊婦の方、障がいをお持ちの方、車椅子を利用する方、お子様連れなど、
「お手伝いが必要なお客様」専用窓口
電話番号:0570-015-210 
日本国外から:+81-3-6631-1223
受付時間:日本時刻 10:00~19:00

*メールによる問い合わせは、返信が来るまで2営業日ほどかかっています。余裕を持って応対してください。

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