2025年8月~9月発券分の燃油サーチャージ確定
フィリピン航空とセブパシフィック航空は、2025年8月1日発券分から適用する燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を発表しました。
2025年8月1日から9月30日に発券する日本発の海外航空券に適用されます。
今後、燃油サーチャージは値下がりするか?
外国為替レートは6月下旬現在で1ドル=143円~145円台のBOX圏で推移しています。
今後、外国為替レートが130円台後半~140円台前半の円高傾向で推移すれば、10月以降の燃油サーチャージは値下がりします。
しかし、イランやイスラエルでの紛争など中東情勢が揺らいでいるためジェット燃料代が高止まりする可能性が高く、一層の値下がりは期待できません。
燃油サーチャージは二つのファクターで大きく変動します。一つは外国為替レート、もう一つはジェット燃料代です。
円高+ジェット燃料代の下落が続かない限り、燃油サーチャージが今秋以降下がる可能性は低いものとなります。
日本発燃油サーチャージ 【フィリピン航空】
方面 | 現行(6月~7月発券分) | 改定後(8月~9月発券分) |
日本ーフィリピン間 | 10,500円 | 7,200円 |
- 上記は、片道あたりの金額になります。
- 燃油サーチャージとは別に、航空保険料(航空保険特別料金)として片道あたり700円徴収されます。
日本発燃油サーチャージ 【セブパシフィック航空】
方面 | 現行(6月~7月発券分) | 改定後(6月~7月発券分) |
日本ーフィリピン間 | 4,900円 | 4,000円 |
- 上記は、片道あたりの金額になります。
その他の付帯条件
- 大人・小児(2歳以上12歳未満)ともに燃油サーチャージは同額となります。座席を使用しない2歳未満の幼児は対象外です。