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JALとANA、2026年2月以降の燃油サーチャージ値上げ

2026年2月~2026年3月発券分の燃油サーチャージを確定

日本航空と全日空は、2026年2月1日発券分から適用する燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)を発表しました。

2026年2月1日から2026年2月28日に発券する日本発の海外航空券に適用されます。

燃油サーチャージは、直近2ヶ月平均のシンガポールケロシン(ジェット燃料)の市況価格を基準としています。

今回の適用基準は、2025年10月から11月の直近2か月平均を基に算出されています。

日本航空の算出基準は、1バレルあたり89.86米ドル、為替換算レートは1ドル=153.01円でした。

今後、燃油サーチャージは値下がりするか?

外国為替レートは12月中旬現在で1ドル=157円台と著しい円安傾向にあります。

今回JALが発表した為替換算レートは153.01円ですので、為替換算基準は今後更に値上げ基調になるはずです。

燃油サーチャージは二つのファクターで大きく変動します。一つは外国為替レート、もう一つはジェット燃料代です。

外国為替レートが157円台と極端な円安傾向にある限り燃油サーチャージが今冬以降下がる可能性は低くなり、ますます値上がりする可能性が高くなってきました。

日本発燃油サーチャージ一覧 【日本航空】

方面現行(12月~1月発券分)改定後(2月~3月発券分)
韓国・極東ロシア2,500円3,000円
東アジア(韓国とモンゴルを除く)6,200円7,400円
グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・イルクーツク8,000円9,500円
タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ノヴォシビルスク13,000円15,500円
ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ16,000円18,500円
北米・欧州・中東・オセアニア25,000円29,000円
  • 上記は、片道あたりの金額になります。
  • 燃油サーチャージとは別に、航空保険料(航空保険特別料金)として片道あたり550円徴収されます。
  • JALマイレージバンク国際線特典航空券を利用した場合も、同額負担となります。

日本発燃油サーチャージ一覧 【全日空】

方面現行(12月~1月発券分)改定後(2月~3月発券分)
韓国・ウラジオストック2,800円3,300円
中国・マカオ・台湾・香港7,700円9,400円
フィリピン・ベトナム・グアム8,800円10,500円
タイ・マレーシア・シンガポール・ミャンマー・カンボジア13,700円16,300円
ハワイ・インドネシア・インド17,600円20,400円
北米・欧州・中東・オセアニア・アフリカ・中南米27,500円31,900円
  • 上記は、片道あたりの金額になります。
  • 2025年4月1日より航空保険料は片道800円に値上げされました。
  • ANAマイレージプログラム国際線特典航空券を利用した場合も、同額負担となります。

その他の付帯条件

  • 大人・小児(2歳以上12歳未満)ともに燃油サーチャージは同額となります。座席を使用しない2歳未満の幼児は対象外です。
  • 航空券購入後に払い戻しする場合、燃油サーチャージには取消手数料は適用されません。

 

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