日本体育大学 男子バレーボール部と女子ビーチバレー部の合同合宿がフィリピンの首都マニラで行われました。4月に開幕する春季リーグ戦に向けた本気の海外合宿でした。
寒い日本を脱出して、熱気あるフィリピンでの合宿は非常に有意義なものになりました。
2018年の夏頃に日本体育大学・健志台キャンパスの関係者の方よりこんな打診がありました。
「ウチのバレー部が来春フィリピンで合宿を計画しているので、速やかに対戦相手と体育館を探して来なさい!」
「はい? 海外合宿ですか・・・。かしこまりました。」雲を掴むような話ですが、早々調査開始です。
現地の日本人会を通して人脈を辿って行くと、一人のフィリピン人バレー部コーチにぶつかりました。
その人こそ今回の主役、マニラ・ナショナル大学(National University)バレー部ヘッドコーチ「ダンテさん」でした。
ナショナル大学男子バレーボール部は2018年度のUAAP(UNIVERSITY ATHLETIC ASSOCIATION PHILIPPINES)チャンピオンシップの優勝校でもあり、なかなかの強豪校である事が後に分かります。
日体大側より合宿の実施は卒業式が終わった後の3月17日より21日までの4泊5日間の行程で組んで欲しいと希望があり、そのスケジュールをベースにダンテコーチとの交渉が始まります。
日体大バレー部の受け入れ及び対戦スケジュールに関しては、早い段階で先方の了解も取れ、企画は一気に実現に向けて進んで行きました。
3月の合宿は選手部員・監督・コーチ・トレーナー等関係者も含めると総勢46名様の大所帯です。
スケジュールが固まった段階で、一気に飛行機や宿泊ホテルの仕込みも開始されました。
このフィリピン合宿の顛末は添乗後記で詳しくレポートしていますので、ご参照ください。