2019年3月に実施した日体大・男子バレーボール部のフィリピン合宿でお世話になったナショナル大学バレー部ご一行が今度は日本で合宿を行うことになりました。
ナショナル大学(National University)のオーナーは小売業・銀行・不動産の三本柱を有する超巨大企業SM(シューマート)グループです。バレー部も潤沢な予算を持っており、海外合宿先として昨年昵懇になった日本体育大学(健志台キャンパス)に白羽の矢を立てました。
滞在拠点は健志台キャンパス内のゲストハウス。11泊12日間の密度の濃い合宿が行われました。
受け容れる日体大男子バレーボール部の選手・コーチの人達もかかりっきりでお世話しました。食事はキャンパス内の学生食堂で日比双方の選手たちが一緒に取り、交流を深めながら練習と試合に明け暮れます。
日体大バレー部以外の対戦相手も外部から招へいし、専修大学・駒澤大学・日本大学バレー部などの協力を仰ぎました。
ミュンヘンオリンピック金メダリスト森田淳悟先生の指導にも熱が入ります。
もともと身体能力の高い選手たちが多かった印象ですが、ただ単にボールを上げる・打つだけでは無く、メンタル面や戦略面の指導をしたのがバレー部監督の山本健之先生でした。
この指導により、フィリピン選手たちはメキメキと技術向上しました。ナショナル大学ヘッドコーチのダンテ氏はもちろんの事、本国ナショナル大学の関係者がこのことを非常に賛辞しました。
ナショナル大学男子バレーボール部はフィリピン国内の大学で無敵の存在になったからです。
ナショナル大学男子バレーボール部は、この日本合宿を毎年恒例の行事にすると宣言して離日しました。よもや新型コロナウィルスの影響で3年間も空白の期間が出来るとは、この時は誰も想像していませんでした。